このコースは、ホンジュラスの政策のひとつとして行われているコンピュータの各学校への配布に追随し、ハードの普及だけに終わらない人的資源の育成を目標に計画、実施されたものです。
実施場所は、首都テグシガルパ周辺の村落で、フランシスコ・モラサン県の3村（サンタ・ルシア、サバナグランデ、サンブラノ)及び隣県であるエル・パライソ県のユスカランを選びました。
1コース週末（土日）、3週間にWindows、Word、エクセルの基礎を習得するというという短期集中コースにもかかわらず、受講生は熱心に修学し、修了率84%、コース終了後に行ったアンケートにでは、教材・内容に関しては受講生の100％が適切であったとの回答を得ており、成功裡に終わったことを示しています。
また、すでに「もう一度開講してほしい」「次の段階のコースも受講希望」など積極的な意見が多く見られホンジュラス人のコンピュータへの関心の高さが伺えます。
式典では、ACIATの活動やコースの成果発表、日本大使から生徒への修了証書の引き渡し、講師や教室提供やプロモーション活動に協力してくれた学校長その他への感謝状の授与などが行われました。
またAICATホンジュラスから日本大使へ感謝の意を込めて盾を贈呈しました。
AICATホンジュラスでは、次の活動に向けて、大使館や国連等と連絡を取る等、次の活動に向けて動き始めています。
尚、この式典については翌日、翌々日の地元新聞4社にも取り上げられました。
