草の根無償資金案件（約US$65,000）は、12月に無事認可が下りました。また、現地日本大使館からの調査依託案件を11件獲得し、本格的な活動が開始できる体制になりました。短期間にこれだけの結果が出せたのは、岡崎氏と現地人協力者の献身的で熱意溢れる努力の賜物です。
関係者の熱意と努力に敬意を表するとともに、今後の成果を大いに期待しています。現地の組織図、「IT技術巡回研修プロジェクト」の概要は以下の通りです。
なお、岡崎氏は家庭の都合で昨年末に急遽帰任し、その後任として細谷典代氏が平成１３年２月１８日に赴任しました。
←細谷典代氏
「IT技術巡回研修プロジェクト」
背景：ホンデュラスでは、情報技術能力を必要とする産業が多数存在するが基礎的な技術を持つ人材すら不足しています。同国の文部省は、世界的に進行するIT革命への対応の遅れに対処すべく、学校教育への導入を急いでいます。しかし、ハード面の整備が進められていく一方で、教員に対する情報技術教育が立ち遅れており、特に地方での教員研修が緊急課題となっています。
IT技術巡回研修プロジェクトの目的・内容：
青少年の情報処理能力の向上ならびに初等教育におけるIT技術教育の円滑な実施のための教
員研修を目的に、遠隔地域の拠点となるサイトを巡回し、研修を行います。
